瘦せ型体型の私が脇切開でのシリコンバッグ豊胸をした体験談

痩せ型体型のせいか思春期になっても胸が成長せず、まな板のような胸にコンプレックスを持っていました。社会人になり、長年の夢であった豊胸手術をしましたが、手術前は嬉しさや不安などが入り混じった感情がありました。

そこで、脇切開のシリコンバッグ豊胸をした体験をお伝えしますので、これから豊胸手術をしようと考えている人は参考にしてください。

私は学生時代から豊胸手術をしたいと思っていたので、豊胸手術について色々調べていました。豊胸手術をした人の体験談などで、クリニック選びは慎重にした方が良いという声が多かったため、クリニック選びには時間をかけました。

まずは色々なクリニックのホームページを見たり、口コミを読んだりして豊胸を得意としているクリニックをいくつかピックアップし、5つほどのクリニックでカウンセリングを受けました。5つのクリニックでカウンセリングを受けるのは時間がかかりましたが、それぞれのクリニックの特徴もわかり有益でした。

カウンセリングの対応はどのクリニックも丁寧ですが、説明の仕方やちょっとした対応の違いで信頼度が大きく変わりました。最終的に、豊胸手術の症例数が多く、アフターケアなどがしっかりしているクリニックを選びました。

豊胸手術には色々な施術方法がありますが、私がこだわったのは2カップ以上豊胸でき、傷跡が目立たない方法です。ヒアルロン酸注入による豊胸は、傷跡は目立ちませんが効果の持続期間が1年ほどと短いので却下、脂肪注入による豊胸も吸引するほどの脂肪がないので断念しました。

消去法で残ったのが、半永久的に効果が持続するシリコンバッグ豊胸でした。シリコンバッグ豊胸は2カップ以上のバストアップは可能ですが、傷が目立つのではという懸念がありました。しかし、脇切開でシリコンバッグを挿入すれば、時間とともに傷跡が脇のシワに紛れてわからなくなると説明され、この方法で施術をすることに決めました。

カウンセリングで実際に脇切開のシリコンバッグ豊胸をした人の症例写真を見せてもらい、言われても傷跡が見つけられないぐらいに馴染んでいるのを見て安心しました。

手術前や手術当日は、嬉しさ半分・不安半分という複雑な心境でした。手術方法の説明を受け、信頼できる先生にすべてを任せようと覚悟を決めたつもりでしたが、不安な気持ちが湧いてくるのです。全身麻酔で目覚めなかったらどうしよう、胸がいびつな形になったらどうしようなどと考えてしまいました。

また、全身麻酔となると手術も大掛かりになるので、執刀医の他に麻酔専門の医師や看護師などがいてテレビドラマのワンシーンのようでした。いろいろ考えていたものの、全身麻酔が始まるとストンと意識を失ってしまい、気づいたらリカバリー室のベッドの上でした。

意識が戻った時点では、まだ麻酔も完全に抜けきっておらずぼんやりして痛みもあまり感じませんでした。その後、麻酔が切れてくると徐々に痛みを感じ始め、思うように身体が動かせませんでした。入院なしの手術だったので、2時間ほど休憩して歩けるようになったらタクシーで帰宅しました。

芸能人や海外セレブでシリコンバッグ豊胸をカミングアウトしている人は多く、そんなにたくさんの人がダウンタイムの痛みを通過してきたなら自分も耐えられるだろうとたかを括っていました。ダウンタイムの辛さは人によって異なるようですが、私の場合は症状も強く期間も2ヶ月ほど続きました。

なんとなく、辛いのは術後1週間~2週間ぐらいで、その後はダウンタイム期間であっても普通に過ごせるイメージを持っていましたが、全然違いました。手がちょっと胸に当たっただけで、飛び上がるぐらい痛くて泣きそうになりました。

喋ったり、笑ったりするだけでも痛みを感じます。強い痛みは2週間程で収まりましたが、それでも筋肉痛のような上半身の痛みは完全に消えたわけではありません。特に、切開した部分から胸にかけての痛みは徐々に痒みに変わっていき、収まるまでに2ヶ月ほどかかりました。

これまで大きい手術をしたことがない私にとって、ダウンタイムは人生最大の試練でした。

豊胸手術から3日程は、胸をバンドで固定しているので状態が分かりませんでした。3日ほどしてバンドを外してサポーターに交換しましたが、その時に初めて生の状態で確認しました。サイズは大きくなって嬉しかったのですが、内出血がひどくて少しへこみました。

内出血はカウンセリングで聞いていたので驚きませんでしたが、胸の半分ぐらいが赤黒くなっており、本当に消えるのかなと少し心配になりました。しかし心配は杞憂で、2週間程で内出血は綺麗に消えました。内出血がひいてくると、きちんと胸を直視できるようになりました。

形もナチュラルで違和感がなく、自分からカミングアウトしなければ豊胸をしたことは気づかれないはずです。腕を上げると痛みがあるため脇の傷の確認がなかなかできませんでしたが、術後1ヶ月程の時点では赤みが少しある程度で目立つような感じはしませんでした。

ただし、赤みはなかなか消えず、本当に傷跡が脇のシワと同化したのは術後1年以上経ってからです。

脇切開でのシリコンバッグ豊胸の満足度は、5段階評価にすると4.5です。最も嬉しかったのは、Aカップに満たなかった胸が人並みのBカップになれたことです。

普通体型の人がBカップなら胸はそれほど大きく見えませんが、私は痩せ型体型なのでBカップでもかなり胸が大きい印象になります。なので、胸の仕上がりにはとても満足しています。また、切開傷も脇のシワと同化しているので、ノースリーブも躊躇なく着用できます。

触感も柔らかく、美容医療の進歩を実感しています。満足度は高いものの、評価を5にできなかったのはダウンタイムが辛すぎたからです。あれほどの痛みを体験せずに豊胸できるなら、それほど素晴らしいことはありません。

私が脇切開のシリコンバッグ豊胸をした体験談をご紹介しましたが、やってみたいという気持ちになった方はいるでしょうか。整形手術に抵抗がない人が増えており、私もその一人です。コンプレックスを抱え暗い気持ちでいるより、美容医療の力を借りてなりたい自分に生まれ変わる方が、人生をより楽しむことができると思います。

参考⇒大阪豊胸
https://osaka-cs.com/